介護とは、どこまでを指すのでしょうか?

福祉・介護サービス・相談窓口

この記事では、運営者自身の経験も踏まえながら、一つの考え方を紹介します。

考え方

介護を「身体を使って直接お世話すること」だけに限定しません。食事や排泄、入浴の支援だけでなく、通院の付き添い、手続き、見守り、連絡調整、生活をまわすための段取りも広い意味では支援です。そう考えると、きょうだいが直接介護をしない場合でも、関われる余地はあります。

なぜそう考えるのか

介護という言葉を聞くと、身体介護を思い浮かべる人が多いと思います。ただ、実際の生活支援はもっと幅があります。暮らしを続けるには、家事、外出、通院、金銭管理、サービス調整、書類確認など、いくつもの間接的な支援が関わります。

きょうだいがすべての身体介護を担う前提で考えると、仕事や家庭との両立が難しくなります。けれども、介護を広く捉えると、自分が担う役割を選びやすくなります。たとえば、相談先との連絡を整理する、必要書類を把握する、外部サービスを使う段取りをすることも支援です。

大切なのは、介護を精神論で抱え込むことではありません。本人が暮らし続けるために必要な支援を分け、誰が何を担うのかを考えることです。そのうえで、自分が直接行うことと、外部へ任せることを切り分けていくと、続けやすい関わり方になります。

経験から学んだこと

私は若いころ、介護を直接的なお世話のことだと思っていました。けれども実家から離れて暮らし、年月が経ってから、生活をまわすための手続きや調整も大切な支援だと感じるようになりました。そこに私なりの関わり方があると思っています。