きょうだいは、どこまで関われば良いのでしょうか?

家族・支援者への引継ぎ

この記事では、運営者自身の経験も踏まえながら、一つの考え方を紹介します。

考え方

「どこまで関わるか」より先に、「どのように関わるなら続けられるか」を考えます。きょうだいが親と同じ関わり方をする必要はありません。直接介護をする、しないだけで判断せず、情報を把握する、相談先へつなぐ、外部サービスを使うなど、自分の生活を守りながらできる関わり方を選びます。

なぜそう考えるのか

きょうだいの関わり方には、一つの正解がありません。本人との関係、親の状況、住んでいる距離、自分の仕事や家庭によって、できることは変わります。だから、最初から理想形を決めるよりも、続けられる範囲を見つける方が現実的です。

支援には、身体介護だけでなく、情報整理、手続きの確認、相談先との連絡、家族内の役割分担なども含まれます。本人の生活が途切れないように全体を見ておくことも、責任ある関わり方です。自分が手を動かすことだけを支援だと考えると、無理が出やすくなります。

関わり方を考えるときは、本人の課題、親の課題、自分が担うこと、外部へ任せることを分けてみます。分けて考えると、今すぐ自分が抱える必要のないことも見えてきます。まずは一つだけ、今の連絡先や相談先を確認するところからでも十分です。

経験から学んだこと

私自身は、「つかず離れず」という距離感で関わりたいと思うようになりました。全部を背負うのではなく、ポイントを押さえて動ける状態にする。そう考え、親と同じ役割ではなく、自分なりのルールを持つ方が楽になりました。