この記事では、運営者自身の経験も踏まえながら、一つの考え方を紹介します。
考え方
自分も年を重ねてきたら、関わり方を減らすことも含めて見直します。若いころと同じ体力や時間を前提にしないで、外部へ任せること、家族や支援者へ引き継ぐことを増やします。支援を続けるためには、親・障害をもつ兄弟・自分の将来、を並べて検討する必要がでてきます。
なぜそう考えるのか
親なきあとを考えると、どうしても障害のある本人と親のことが中心になります。しかし、きょうだい自身も年を重ねます。自分の健康、仕事、家庭、老後の暮らしが変われば、これまでと同じ関わり方が難しくなることがあります。
この時期には、自分が担っている役割も整理することが大切です。連絡調整、金銭管理、通院付き添い、書類保管、緊急時対応などを一つずつ見て、続けられることと、外部へ移したいことを分けます。
関わりを減らすことは、無責任なことではありません。継続可能な状況を構築すること、本人の生活が特定の誰かだけに依存しない状態を作ることのほうが、責任ある態度かと思います。自分が動けなくなる前に、支援者へ情報が伝わる形を作ることが次の一歩になります。
経験から学んだこと
私自身も、親の介護や弟の支援を考える年齢になり、若いころとは違って、体力のペース配分が重要になってきました。だからこそ、全部を自分で抱えるのではなく、仕組みとして続く形にしておきたいと思っています。また、紙やデータに残しておくことも大事です。記憶に頼ることは危険です(これは昔から)。