この記事では、運営者自身の経験も踏まえながら、一つの考え方を紹介します。
考え方
私なら、離れて暮らしていることを負い目にしすぎず、遠くからでもできる関わり方を決めます。実家へ頻繁に行けなくても、連絡先を知る、相談窓口を確認する、親から聞いたことを記録するなど、できることはあります。距離があるからこそ、直接動くことと外部へ任せることを切り分けやすい面もあります。
なぜそう考えるのか
実家を離れると、日常の様子が見えにくくなります。そのため、何かあったときに急に状況を把握しようとしても、誰に聞けばよいのか分からず困ることがあります。普段から詳しく関わる必要はありませんが、最低限の連絡先と相談先は整理しておくと安心です。
遠距離での関わりでは、自分が毎回現地へ行く前提にしないことも大切です。地域包括支援センター、相談支援専門員、通所先、医療機関など、現地で関わっている人を把握しておくと、必要なときに相談しやすくなります。
離れて暮らすことは、家族を見捨てることではありません。自分の仕事や家庭を守りながら、必要な情報を持ち、必要な場面でつなげる。そのくらいの関わり方から始めてもよいと思います。まずは親と話した内容を、短く記録しておくことが次の一歩になります。
経験から学んだこと
私も実家を出てから、しばらくは弟や親のことを細かく考える余裕がありませんでした。仕事や生活を軌道に乗せるだけで精一杯でした。ただ、距離を置いたことで、自分にとって自然な支援は直接のお世話ではなく、生活のまわりを整えることだと見えてきました。
