この記事では、運営者自身の経験も踏まえながら、一つの考え方を紹介します。
考え方
最初に「施設を探す」よりも、本人が今どのように暮らし、どの支援が必要なのかを整理します。そしてその相談は、現在関わりのある、相談支援専門員の方や、日中を過ごしている福祉事業所の方に相談してみるとよいでしょう。施設入所は住まいの話であると同時に、日中活動、医療、お金、家族の距離感にも関わります。まず本人の今の生活の条件の、続きとなる暮らしはどのようなものか、現在関わっている方と会話するところから始めます。
なぜそう考えるのか
施設といっても、入所施設、グループホーム、短期入所など、形はいくつかあります。名前だけを調べても、本人に合うかどうかは分かりません。本人が何に困りやすいのか、どの支援があると暮らしやすいのかを整理しておくと、相談がしやすくなります。
住まいを考えるときは、日中の活動、医療、移動、金銭管理、家族との連絡なども考慮することになります。きょうだいが施設を決める責任を一人で持つ必要はありませんし、そして家族だけで探すより、相談支援専門員や自治体窓口と情報を共有しながら、選択肢を見える形にすることが大切です。
経験から学んだこと
弟の通っていた通所施設では定期的に、本人と親と施設の方での3者面談がありました。あるとき、私もその場に参加して、将来の住むところについて、聞いてみましたが、希望するところは「空きがない」という話でした。特定の施設への入所に、あまり期待をかけすぎると、それがダメだったときに、途方にくれることになってしまいます。そうならないよう、どのような選択肢があるのか、薄く広く調べ始めるのがよいかと思います。
